不安になっても立ち止まるな
今まで「自信」を持ってやってきたことを否定されると、不安で心がいっぱいになってしまうことがある。
直接、誰かから否定されることもあれば、勉強して情報を集めているときに間接的に否定されて、気分が落ち込むことはないだろうか?
「自分には才能が無いのだろうか」
「やっぱりあの時、あれをやっておけば(止めておけば)よかった」
「これまでやってきたことは全部無駄だったのか」
そんな感じで、自分で自分を追い込み、余計にネガティブな気分になって、やる気を無くしてしまう。そして、怖くなって手が止まってしまい、最終的には諦めてしまう。
夢や目標を叶えようとするとき、必ずどこかでそんなことを思ってしまうときがある。
だが、よく考えてほしいのは、
「否定してくる人は、自分の思い描く道で成功している人なのか?」
ということだ。
例えば、「野球選手になりたい!」という夢があって、
それを学校の先生は「野球選手になれる保証はないからちゃんと勉強しとけ」と、
言っているのをよく聞く。
学校の先生じゃなくても、親や友達、知り合いから、言われたりもするだろう。
さて、じゃあこの人たちは野球選手を目指してきたのだろうか?
答えはノーである。
野球選手を目指してこなかったから、「それを目指す」ということがわからないから否定してくるのである。
「野球選手になるためには?」という目標に対して、どうゆう環境で、どうゆう練習をしなければいけないのか、今の実力は全国でどれくらい通用するのか?、野球選手はどんな練習や経緯を経てプロとして活動できるようになったのか・・・
そんなプロセスがわからないから、否定という手段をとってしまう。
そんな人に否定されても気にする必要はない。
同じ土俵に立っていないのだから、そもそも論外なのである。
否定意見を聞くなら、最低限、同じ土俵に立っている人の意見を聞くようにしよう。
そして、同じ土俵に立っている人はたいていの場合、
否定ではなくアドバイスをくれる。
なぜなら、自分自身が失敗した経験があり、それをどう乗り越えるかを考えて、今の立場にいるからだ。
だから無意味に否定の言葉に反応するのではなく、今からどうすれば一歩でも成長し、目標に近付けるか、何をすれば夢を叶えることができるのか、ということに集中して取り組んでいかなければならない。
否定され、不安になるということは、自分でも「何かが足りない」と感じているからで、それを解決できる力を身に着けていくことで、ちょっとずつ目標に近付くことができる。
「不安になる原因」を見つけ出し、それを解決する力をつける!
そうすれば「自信」をもって歩いていくことができる。