「できない」と思っているからできない
ある人が、「できないと思っていると、できない人間になるんですよ」と言っていた。
なるほど!と思い、まさにその通りだと確信した。
大きな夢や願望、目標や野望といったものが人それぞれにはある。
しかし、ほとんどの人は半ばで諦めてしまう。
「僕にはできないから」と自分で出来ないと決めつけて、行動しないからだ!
そして、その時の言い訳は
「周りの人がやめとけって言ったから」とか
「親が反対するから」とか
「もっと時間とお金があったらやってたのになぁ」とか
「僕には才能がないんだ」とか・・・・
そんなもっともらしいことを言って、諦めたことを正当化している。
このことをよく考えてみると、
結局は「自分自身で出来ないという鎖をつないでしまっている」のだ!
普段の行動をよく思い出してみると、例えば、お寿司が食べたいと思えば寿司屋さんに行くし、肉が食べたいと思ったらスーパーで肉を買ったり焼肉屋さんに行ったりする。
本が読みたいと思えば本屋さんに行くし、そこで手に入らなければネットで注文したりもする。
恋人がほしいと思ったら合コンや婚活パーティーに行くこともあるだろう。
そんな風に、僕たちは普段からやりたいと思ったことを何かしら必ずやっている。
それが大きいか小さいかの問題で、行為自体は同じだ!
例えば、企業したい!と思い、1000万の資金が必要なとき、手元に無ければ借りるしかないが、そこで「返せなかったらどうしよう」「もし失敗したら・・・」と、そんなネガティブな事を考えて尻込みするから、結局は「とりあえず安定した現状」に甘んじてしまうのである。
「返せなかったら・・・」と考えるから「成功させる」努力をしなくなる。
常に「成功させるためには何をすればいいのか?」だけを考えるようにしなければ、成功にはたどり着けないのである。
そして、「自分にはできない」と思っている間は「できるようになる努力」をしない。
だから「できない!」
ただ、これだけのことである。
自転車に乗れるようになった時のことを思い出してほしい。
最初はこけてばかりだったが、練習を重ねるうちに乗れるようになったはずだ。
車やバイクの運転もそうだし、今持っている資格や経歴も、それを「取りたい!」と思ったから努力し、勉強し、練習してきたのではないか。
「自分には免許なんか取れない」と思って免許を取りに行った人はいないだろう。
「車に乗れるようになったら、どこ行こうかな~」と、そんなことばかり考えて、無意識に自信を持って免許のテストに挑戦していたはずだ。
つまり、「できない」とブレーキをかけているのは自分自身で、「自分にはできる」と自信を持っているならば、行動もそれに伴ってくる。
「自分にはできる」と思うだけで、頭の中に「あれやって、こうやって、こうやったら上手くいくんじゃないかな?」という考えがよぎってこないだろうか?
よぎったなら、
あとはそれを「できる」と思っていれば「明日やってみよう」みたいに行動に移すし、
「できない」と思ったら行動には移さないのが自分でわかると思う。
やりたいことがあるなら「できない」っていうのは捨てて、
「自分にはできる」と思い続けるようにしよう。