いつもの「あたりまえ」からアイデアを引き出す
いつもと同じ仕事をしていると、それが段々とマンネリ化して、
つまらなく感じてくる時がある。
特に、成果や進歩が感じられないときには、尚更つまらなく感じてしまう。
そして思うのは、「もっといいアイデアが思いつかないかな?」ということだ。
「このやり方よりもっといい方法はないか?」とか「この仕事よりもっといいのがあるんじゃないのか?」といった感じで頭を悩ませてしまう。
そして結局、いつもと同じ仕事をして1日が過ぎてゆく。
これを繰り返してさらに頭を悩ませる!、
という悪循環に陥り、憂鬱な気分になってしまう。
しかし、ふとした時に、突然「いいアイデア」が頭の中をかけめぐる時が来る。
今日はその「いいアイデア」が思いついた日で、「早く試してみたい!」と気分爽快でワクワクしながら帰宅していた。
どうして、これまで悩みに悩んで、
考え抜いても出てこなかったアイデアが急に出てきたのか・・・。
1つ挙げるとすれば、
いつもやっていた仕事に対して「少しのトライ&エラー」を繰り返していたことだ。
いつもやっている仕事を
「どうすればもっと面白て、納得のいくものを作り出せるのか?」
という質問を自分自身に常に投げかけ、
頭の中で「ここをこうやったらどうだ?→それはちょっと趣旨に合ってないな」とか「実際にちょっとだけ試して、やっぱり違うな」ということを繰り返していた!
それもメモに残して、何をして、どこがダメで、次はどうするのか、というようなことを記録として残していった。
それらを時間をおいてから見直すと、「これとこれを組み合わせたらイケんじゃね?」という風に、関連付けて考えることが出来るようになってくる。
こうなったらアイデアがビックリするぐらいたくさん思い浮かんでくる。
もちろん、それらがすべて上手くいくとは限らないが、これまでに考えてきたものよりも自信を持ってそのアイデアを仕事に取り入れることができるようになる。
ポイントは「いつもやっている当たり前のことからアイデアは引き出されてくる」ということだ。
何もない、まっさらな状態から突然アイデアが飛び出してくるわけではないのだ。
これまでに発明された様々なテクノロジーも、何かの基盤の上にアイデアとともに進化を遂げてきた。
雷は電気として利用できるように考えられ、電気は様々な機械を動かし、照明器具としても利用されているし、ガスの代わりにだってなっている。
自然界であたり前のように発生していたものが、アイデアを繋げていった結果、我々の生活をものすごく快適なものにしていったのだ。
そうなるまで、様々な試みと失敗を繰り返して現在に至っている。
このように、いつもやっていることをちょっとだけ変えてみて、失敗して、また試す、というのを繰り返していくうちに、その経験値が蓄積され、その結果「いいアイデア」が浮かんでくる。
そうやって「少しのトライ&エラー」を習慣づけて、「いいアイデア」を見つけ出し、より高みに自分を成長させていこう。