目標は手の届くものからやっていく
ふとした拍子に、よく思うことがある。
「自分は一体、何をしたいんだろう?」
「僕のやりたいことって、何?」
「何もやりたいことが無いなぁ」・・・・
こんなことを、何度も何度も頭の中で繰り返し、
自分で自分を追い込んでしまう。
そんな僕でも、過去を振り返ってみると、「楽しくて夢中になってたこと」がたくさんあったことを思い出した。
今も好きでやっていることはいっぱいあるし、
楽しくないわけじゃない。
じゃあ、どうして、あの頃みたいに楽しくないのか?
「やりたいこと、何もないなぁ」って思うのか。
一つ気付いたことは、
「目標設定が下手くそになってしまっている」
ということ。
例えば、「1億円稼ぎたい」という目標があるとして、今の自分が、100万円しか稼げていないとしたら、その目標を叶えるにはとてつもない努力が必要だろう。
つまり、現在の実力と理想が
あまりにもかけ離れすぎているパターン。
これに陥ると、メンタルがやられ、やる気をなくし、
結果的に諦めてしまうという事態に陥ってしまう。
ゴールの見えない道を、
ただがむしゃらに走っているのと一緒だ。
それは、ただしんどくて、苦しいだけ。
だったら、
見えているゴールから順番に通って行けばいいのだ!
さっきの例えで言うと、最終ゴールが「1億円稼ぐ」で、現在の実力が「100万円の稼ぎ」なら、これを「101万円稼ぐ」っていう目標にして、それから達成していけばいいんじゃないのかな。
「1億円を稼ぐ」ってどうやったらいいのかわからないけど、「100万円の稼ぎを101万円にする」ぐらいだったら、方法はいろいろあるなぁ。
「バイトする」とか「いらないものを売る」とかね。
そうやって、盛大な目標に向かって走るんじゃなくて、2,3歩ぐらいで届くような目標からどんどんやっていくようにすると、気分も楽だし、プレッシャーや不安を感じることも少なくなるだろう。
だから、何かをやるときは、できる限り目標を具体的にして、ちょっと手を伸ばせば届くようなものにする。
大きな最終目標があっても、その下には、いくつもの本当に小さな目標があることを習慣づけられるようにしよう。
これもまた、小さな目標の1つだから。